樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花を墓標とするお墓です。山の自然の中に埋葬する「里山型」と、霊園やお寺の一角に区画を設けた「公園型(庭園型)」があり、最近は都市部でお参りしやすい公園型が増えています。多くは永代供養つきで、承継者が不要なのが特徴です。ただし樹木葬も「お墓」なので、都道府県などから許可を受けた墓地でしか行えません。自宅の庭の木の下などに遺骨を埋めることはできません。
樹木葬の主な種類
| 項目 | 里山型 | 公園型(庭園型) |
|---|---|---|
| 場所 | 郊外の山林など | 都市部の霊園・寺院の敷地 |
| お参り | 遠いことが多い | しやすい |
| 雰囲気 | 自然そのもの | 整備されたガーデン |
樹木葬の費用は、合祀型か個別型か、何人分か、立地によって大きく違います。複数の施設を見学して比べましょう。
選ぶときに確認すること
- 墓地として許可を受けた場所か
- 遺骨を骨壺のまま納めるか、土に還す形で納めるか
- 個別に埋葬される期間と、その後に合祀されるかどうか
- 年間の管理費や、法要の有無
- 冬や悪天候のときのお参りのしやすさ
「土に還る」タイプの樹木葬では、一度埋葬すると遺骨を取り出せません。家族が後から別のお墓に移したいと考える可能性があるなら、よく話し合ってから決めましょう。
出典・参考:e-Gov法令検索「墓地、埋葬等に関する法律」(2026年11月時点で確認)