葬儀の生前予約(生前契約)は、元気なうちに自分の葬儀の内容と費用を葬儀社と決めて契約しておくことです。事前相談は、契約までは行わず、葬儀の流れや見積もりを聞いておくことを指します。生前に決めておくと、自分の希望どおりの葬儀ができ、家族が短い時間で慌てて決めなくて済むのがメリットです。一方で、契約内容と実際の費用の違い、解約時の扱い、葬儀社の経営状態などには注意が必要です。
事前相談・生前契約・互助会の違い
| 方法 | 内容 | お金の支払い |
|---|---|---|
| 事前相談 | 見積もりや流れを聞いておく | なし |
| 生前予約・生前契約 | 葬儀の内容と費用を決めて契約 | 契約によって前払いや預託 |
| 互助会 | 毎月の掛け金を積み立て、葬儀などのサービスを受ける | 毎月の掛け金 |
契約の前に確認すること
- 見積もりに含まれるものと、含まれないもの(飲食・返礼品・お布施など)
- 前払いしたお金の管理方法と、解約したときの返金の条件
- 引っ越しや入院などで使えなくなったときの扱い
- 契約者が亡くなったとき、家族が葬儀社に連絡する方法
生前契約をしていても、家族がそのことを知らなければ、別の葬儀社に依頼されてしまうことがあります。契約書の保管場所と葬儀社の連絡先を、エンディングノート(エンディングノートには何を書く?遺言書との違いは?)に書き、家族にも伝えておきましょう。
互助会の解約手数料などをめぐる相談は、消費生活センターにも寄せられています。契約内容をよく確認し、分からないことは契約前に質問しましょう(冠婚葬祭互助会とは?入っておくと得?解約はできる?)。
出典・参考:国民生活センター「依然として多い葬儀サービスの料金トラブル」(2026年6月3日)(2026年11月時点で確認)