Q.269お墓・納骨・仏壇

お墓の引っ越し(改葬)とは?遠くのお墓を近くに移すには?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

改葬(かいそう)は、お墓に納めている遺骨を、別のお墓や納骨堂などに移すことで、いわゆる「お墓の引っ越し」です。遠方にある先祖のお墓を、お参りしやすい自宅の近くに移したいときなどに行います。改葬するには、今のお墓がある市区町村で「改葬許可証」を受ける必要があり、許可証を新しい納骨先の管理者に提出して納骨します。元のお墓を片付ける場合は、墓じまい(墓じまいとは?手続きの流れと費用、トラブルを防ぐには?)と同じ流れになります。

改葬と分骨の違い

改葬と分骨 改葬 遺骨のすべてを別の場所に移す 改葬許可証が必要 元のお墓は撤去することが多い 分骨 遺骨の一部を別の場所に納める 分骨証明書を受けることが多い 元のお墓はそのまま
改葬と分骨

改葬の手続き

  1. 新しい納骨先を決め、「受入証明書」をもらう
  2. 今のお墓の管理者から「埋蔵証明書」をもらう
  3. 今のお墓がある市区町村に「改葬許可申請書」を出し、改葬許可証を受け取る
  4. 閉眼供養をして遺骨を取り出す
  5. 新しい納骨先に改葬許可証を提出し、開眼供養・納骨を行う

申請書の様式や必要書類は市区町村によって違います。遠方の場合は、郵送で申請できるかどうかも確認しましょう。

遠方のお墓の改葬のコツ

現地に何度も行くのは大変なので、石材店や改葬の代行業者に、遺骨の取り出しから運搬まで依頼する方法もあります。ただし、閉眼供養などは家族が立ち会うのが望ましいため、日程をまとめて1回で済むよう計画しましょう。

古いお墓では、骨壺の中に水がたまっていたり、遺骨が土に還っていたりすることがあります。新しい納骨先に納める前に、洗骨や乾燥の作業が必要になる場合があるので、石材店に相談しましょう。

出典・参考:e-Gov法令検索「墓地、埋葬等に関する法律」(2026年11月時点で確認)

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