Q.004冠婚葬祭の基本

表書きはどう書く?「御祝」「御霊前」などの使い分けは?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

表書きは、袋の中身が何のためのお金や品物かを伝える言葉で、水引の結び目の上中央に、楷書でやや大きめに書きます。下段(結び目の下)には贈り主の名前を、表書きより少し小さく書きます。お祝い事は濃い墨、弔事は薄墨が基本です(香典袋は薄墨で書くの?いつまで薄墨?)。

書く位置

表書きの書き方の基本 上段 目的の言葉(御祝・御霊前など) 水引の結び目の上、中央に 楷書で丁寧に 下段 贈り主のフルネーム 上段より少し小さく 連名は右が目上 筆記具 毛筆か筆ペンが基本 ボールペン・万年筆は避ける 弔事は薄墨
表書きの書き方の基本

場面別の表書き一覧

場面主な表書き
結婚祝い寿、御結婚御祝、御祝
出産祝い御出産御祝、御祝、祝御出産
入学・就職など御入学御祝、御就職御祝、御祝
長寿祝い祝還暦、寿、御祝
お見舞い御見舞、祈御全快
お見舞いのお返し快気祝、快気内祝
お祝いのお返し内祝、結婚内祝、出産内祝
香典(仏式・四十九日まで)御霊前、御香典、御香料
香典(浄土真宗)御仏前
法要(四十九日以降)御仏前、御供物料
神式御玉串料、御榊料、御神前
キリスト教御花料、献花料
香典返し・法要のお返し志、満中陰志(関西)、粗供養
お寺へのお礼御布施
お世話になった人へのお礼御礼、寸志(目下の人へ)

迷ったときの「どの宗教でも使える」言葉

弔事で相手の宗教が分からないときは、「御霊前」が多くの宗教で使えるとされます。ただし浄土真宗では「亡くなるとすぐ仏になる」と考えるため「御仏前」を使い、キリスト教のプロテスタントでも「霊」という考え方をしないため「御花料」が好まれます。詳しくは「御霊前」と「御仏前」の違いは?四十九日で変わる?と宗教ごとの香典の表書きは?仏式・神式・キリスト教で違う?をご覧ください。

「御」の代わりに「御祝」と2文字で書くと字数が偶数になりますが、問題ありません。4文字(死を連想)を気にする人もいるため、「御結婚祝」より「寿」「御結婚御祝」がよく使われます。

文字をきれいに書くコツ

袋に直接書く前に、同じ大きさの紙で練習しましょう。文字は袋の中心線にそろえ、上段は水引にかからないようにします。字に自信がなければ、多くの文具店や百貨店、式場の売店で代筆や表書き済みの短冊を利用できます。

↑