冠婚葬祭のしきたりは、地域・家・宗派によって大きく異なります。いちばん確実なのは、その地域の親族の年長者、地元の葬儀社や式場、菩提寺(お寺)に聞くことです。本やインターネットの情報は「一般的な目安」と考え、実際の場面では当事者(両家・喪主)のやり方に合わせるのが失礼のない方法です。
よくある地域差の例
| 項目 | 地域差の例 |
|---|---|
| 結納 | 関東は「結納品を両家で交換する」考え方、関西は「男性側が結納品を納める」考え方が多いといわれる |
| 結納品の数 | 関東は9品目が一般的、関西は5品・7品・9品など奇数で豪華に飾ることが多い |
| 葬儀と火葬の順番 | 葬儀の後に火葬する地域が多いが、東北・北海道の一部などでは葬儀の前に火葬する「前火葬」もある |
| 香典返し | 四十九日後に贈る「後返し」と、葬儀当日に渡す「即日返し(当日返し)」 |
| 水引の色 | 関西・北陸などの一部では法要に黄白の水引が使われる |
| 香典の領収 | 北海道などでは受付で香典の領収書を渡す習慣がある地域も |
調べるときに押さえる項目
- 金額の相場(ご祝儀・香典・お布施)
- 形式(結納の有無、葬儀の順番、通夜振る舞いの有無)
- 品物(結納品、引き出物、香典返し)と贈る時期
- 宗派の作法(焼香の回数、数珠の持ち方)
両家の出身地が違う結婚では、しきたりの違いがもめごとの原因になりがちです。どちらの地域のやり方に合わせるかを、早めに両家で話し合っておきましょう(【コラム】結婚のしきたりは地域でこんなに違う|結納・ご祝儀・引き出物の地域差)。
地域差を学べるコラム
このサイトでは、地域ごとの結婚のしきたりを【コラム】結婚のしきたりは地域でこんなに違う|結納・ご祝儀・引き出物の地域差、葬儀のしきたりを【コラム】葬儀のしきたりの地域差|前火葬・香典の考え方・通夜振る舞いで詳しく紹介しています。