Q.282コラム・ケーススタディ

【コラム】葬儀のしきたりの地域差|前火葬・香典の考え方・通夜振る舞い

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

葬儀のしきたりは、地域によって大きく違います。たとえば多くの地域では葬儀・告別式の後に火葬(後火葬)しますが、東北地方の一部などでは、通夜の後や葬儀の前に火葬を済ませ、遺骨で葬儀を行う「前火葬(骨葬)」が見られます。また、関西などでは黄白の水引の不祝儀袋を使うことがあり、香典返しも当日返しが中心の地域と、忌明け後に贈る地域があります。ほかの地域の葬儀に参列するときは、喪家や地元の親族に確認しておくと安心です。

火葬のタイミングの違い

後火葬と前火葬(骨葬) 後火葬 葬儀・告別式の後に火葬 棺の中の故人とお別れしてから出棺 全国の多くの地域 前火葬(骨葬) 葬儀の前に火葬を済ませる 遺骨を祭壇に安置して葬儀 東北の一部などで見られる
後火葬と前火葬(骨葬)

前火葬は、寒冷地での遺体の保存や、遠方の親族が集まるまでの時間などが理由とされます。地域の中でも家によって違うことがあります。

そのほかの地域差の例

項目地域差の例
不祝儀袋の水引多くの地域は黒白、関西などでは黄白を使うことも
香典返し当日返しが中心の地域、忌明け後に贈る地域
通夜振る舞い一般の弔問客にも料理をふるまう地域、親族だけで食事をする地域
香典の金額地域の「相場」が決まっているところも
近所の手伝い隣組などが受付や炊き出しを手伝う地域

よその地域の葬儀に参列するときは

  1. 喪家や地元の親族に、通夜・葬儀の時間と火葬のタイミングを確認する
  2. 不祝儀袋は、迷ったら黒白の結び切りを選ぶ
  3. 通夜振る舞いに誘われたら、一口でも箸をつけるのがマナー(通夜振る舞いに誘われたら参加すべき?マナーは?)

自分が喪主になったときに、故人の出身地と今住んでいる地域でしきたりが違う場合は、葬儀社の担当者に「どちらのやり方にするか」を相談しましょう。地元の葬儀社は、地域の慣習に詳しいことが多いです。

地域差が出やすい葬儀のポイント 火葬 前火葬か後火葬か 香典 袋の色・金額の目安 返礼 当日返しか忌明け返しか 食事 通夜振る舞いの範囲
地域差が出やすい葬儀のポイント
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