Q.283コラム・ケーススタディ

【ケーススタディ】家族葬にしたら後から弔問が続いた…どうすればよかった?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

家族葬は、身内だけでゆっくりお別れできる一方、知らせなかった人が後から自宅に弔問に訪れたり、「なぜ呼んでくれなかったのか」と親族に不満を持たれたりすることがあります。防ぐためには、誰に知らせて誰を呼ぶかを事前に決め、呼ばない人には葬儀後に「事後報告」をきちんとすることが大切です。弔問や香典を辞退したい場合は、その旨をはっきり書いて伝えましょう。

モデルケース

【例】父を家族葬で見送ったAさん。近所や父の友人には知らせず、葬儀は家族と親族の10人ほどで行いました。ところが、葬儀の後に父の訃報が少しずつ広まり、自宅に弔問の人が週に何度も来るように。香典を持ってきた人への返礼品の準備にも追われ、「最初から小さな一般葬にすればよかった」と感じたそうです。

このケースは、よくある状況をもとにした架空のモデルケースです。

どうすればよかったか

家族葬で後悔しないための手順 1 範囲を決める 呼ぶ人・知らせる人・事後に報告する人を分ける 2 知らせ方 「家族葬で行います」と香典・弔問の辞退を明記 3 親族への配慮 呼ばない親族にも事前に電話で説明 4 事後報告 葬儀後1〜2週間を目安に挨拶状を送る 5 弔問への準備 返礼品を少し多めに用意しておく
家族葬で後悔しないための手順

事後報告の文例

父 〇〇儀 〇月〇日に永眠いたしました 葬儀は故人の遺志により 近親者のみにて相済ませました ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに 謹んでご通知申し上げます なお ご香典・ご供花の儀は 故人の遺志によりご辞退申し上げます

起きやすいトラブルと対策

トラブル対策
後日の弔問が続く弔問を受ける日を決めて案内する、返礼品を用意する
呼ばれなかった親族の不満事前に電話で説明し、理由(故人の遺志など)を伝える
香典を持ってこられる辞退の旨を明記。受け取った場合は香典返しをする
会社への連絡が遅れる勤務先には早めに家族葬であることと辞退の意向を伝える

「家族葬」という言葉の範囲は人によって受け取り方が違います。「親族のみ」「家族と親しい友人数名」など、具体的に誰を呼ぶかを家族で共有しておきましょう(家族葬とは?どこまで呼ぶ?メリットと注意点は?)。

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