家族葬は、家族・親族・親しい友人など、少人数で行う葬儀です。通夜と葬儀・告別式を行う流れは一般葬と同じですが、参列者を限定する点が違います。呼ぶ範囲に決まりはなく、家族と近い親族だけの10人前後から、親しい友人を含めた30人程度までさまざまです。ゆっくりお別れできる一方で、後から訃報を知った人の弔問への対応などに注意が必要です。
家族葬のメリットと注意点
呼ぶ範囲の決め方
- 故人が会いたいと思う人を基準にする
- 親族の範囲を「〇親等まで」と決めると線引きしやすい
- 迷う人には、「家族葬で行います」と伝えた上で、参列してもらってもよいか相談する
- 故人の交友関係が広い場合は、後日「お別れの会」を開く方法もある
参列を辞退してもらう伝え方
参列してもらわない人には、葬儀の後に訃報を伝えるか、日程を知らせずに「家族葬で行うので参列は辞退します」と伝えます。訃報の文面で辞退の意思をはっきり書くことが大切です(訃報の連絡の文例は?電話・メール・LINEで伝えるときは?)。
会社や地域に知らせる場合、「家族葬」とだけ伝えると、参列してよいのか相手が迷います。「ご参列・ご香典・ご供花はご辞退申し上げます」と具体的に伝えましょう。
費用は安くなる?
家族葬は参列者が少ないため、飲食や返礼品の費用は少なくなります。ただし、祭壇や式場などの費用は一般葬とあまり変わらず、香典の収入も少なくなるため、自己負担額は一般葬とそれほど変わらないこともあります。国民生活センターにも、「家族葬だから安いと思っていた」のに高額になったという相談が寄せられています(葬儀の料金トラブルを防ぐには?困ったときの相談先は?)。
出典・参考:国民生活センター「依然として多い葬儀サービスの料金トラブル」(2026年6月3日)(2026年11月時点で確認)