直葬(ちょくそう)・火葬式は、通夜や葬儀・告別式を行わず、安置の後に火葬だけを行う、最もシンプルな葬儀の形です。参列者はごく近い家族だけのことが多く、費用を大きく抑えられるのが特徴です。一方で、お別れの時間が短い、菩提寺や親族の理解が得られないことがあるなどの点に注意が必要です。
直葬の流れ
直葬を選ぶときの注意点
- お別れの時間が短い:火葬場でのお別れは数分〜十数分程度のことが多い。安置中に家族でお別れの時間をとるとよい
- 菩提寺の了承:お経をあげずに火葬すると、菩提寺のお墓に納骨できないと言われることがある
- 親族の理解:「ちゃんと送ってあげたい」と考える親族がいる場合は、事前に話し合う
- 後日の弔問:葬儀がないので、後から自宅に弔問に来る人が増えることがある
直葬でも、火葬炉の前で僧侶にお経をあげてもらう(炉前読経)ことができます。葬儀社に相談してみましょう。
後からできる供養
直葬の後に、四十九日法要や、親しい人を招いた「お別れの会」「偲ぶ会」を開いて、改めて故人を偲ぶこともできます(無宗教葬(自由葬)やお別れ会とは?どう進める?)。
費用の考え方
直葬は、祭壇や式場、飲食の費用がかからないため、葬儀の形式の中で最も費用を抑えられます。ただし、搬送・安置・棺・火葬料などは必要です。安置の日数が延びると費用が増えるので、見積もりで確認しましょう。