Q.172葬儀を執り行う(喪主・遺族)

火葬の流れは?骨上げ(収骨)の作法と、火葬場に行く人は?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

出棺の後、遺族と親族、故人と特に親しかった人が火葬場へ向かいます。火葬場では、火葬炉の前で最後のお別れ(納めの式)をした後、火葬が行われ、およそ1〜2時間かかります。火葬が終わったら、二人一組で箸を使って遺骨を骨壺に納める「骨上げ(収骨)」を行います。火葬には火葬許可証が必要です。

火葬場での流れ

火葬場での流れ 1 火葬許可証の提出 葬儀社が代行することが多い 2 納めの式 火葬炉の前で読経・焼香・最後のお別れ 3 火葬 1〜2時間。控室で待つ 4 骨上げ 二人一組で箸を使って骨壺へ 5 埋葬許可証を受け取る 火葬済みの印が押された許可証 6 帰る・初七日法要 式場や会食の場所へ
火葬場での流れ

骨上げの作法

  • 二人一組で、竹の箸を使って一つの骨を一緒に拾い、骨壺に入れる(「箸渡し」と呼ばれる)。「この世からあの世への橋渡し」の意味があるとされる
  • 喪主から、故人と縁の深い順に行う
  • 足の骨から順に上へ拾い、最後に喉仏(のどぼとけ、第二頸椎)を喪主が拾うのが一般的

普段の食事で「箸から箸へ食べ物を渡す」ことがタブーとされるのは、この骨上げの作法を連想させるためです。

関東と関西の違い

地域骨上げの特徴
関東など遺骨のほとんどを骨壺に納める(全収骨)。骨壺は大きめ
関西など遺骨の一部(喉仏など)を小さな骨壺に納める(部分収骨)。残りは火葬場で供養

待ち時間の過ごし方

火葬の間は、火葬場の控室で待ちます。軽食や飲み物をとることが多く、地域によってはこの間に精進落としの会食を行うこともあります。待ち時間に僧侶をもてなす場合は、お茶や食事を用意します。

火葬の後に受け取る「埋葬許可証」(火葬済みの印が押された火葬許可証)は、納骨のときに必要です。骨壺と一緒に箱に入れておくことが多いので、なくさないようにしましょう(火葬許可証とは?埋葬許可証との違いと、なくしたときの対処は?)。

出典・参考:e-Gov法令検索「墓地、埋葬等に関する法律」(2026年11月時点で確認)

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