Q.176葬儀を執り行う(喪主・遺族)

戒名とは?付けないといけない?位による違いは?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

戒名(かいみょう)は、仏教で亡くなった人(本来は仏門に入った人)に授けられる名前です。浄土真宗では「法名(ほうみょう)」、日蓮宗では「法号(ほうごう)」と呼ばれます。戒名は菩提寺の住職に付けてもらうのが一般的で、位(院号・居士・信士など)によってお布施の額が変わることもあります。戒名は位牌やお墓に刻まれ、法要のときにも使われます。

戒名の構成

戒名の構成(一般的な例) 院号(いんごう) 「〇〇院」。寺院や社会に大きく貢献した人に 道号(どうごう) 戒名の上に付く号。人柄や趣味などから 戒名(かいみょう) 本来の戒名にあたる2文字 位号(いごう) 居士・大姉・信士・信女など
戒名の構成(一般的な例)

位号の主な種類

位号男性女性
格の高い位号居士(こじ)大姉(だいし)
一般的な位号信士(しんじ)信女(しんにょ)
子ども童子・童女、孩子・孩女など—

戒名の構成や位の考え方は、宗派やお寺によって違います。浄土真宗の法名は「釋〇〇(しゃく〇〇)」、女性は「釋尼〇〇」とされるなど、位号を付けないのが特徴です。

戒名を付けないとどうなる?

戒名を付けずに俗名(生前の名前)のまま葬儀をすることもできます。ただし、菩提寺のお墓に納骨する場合、そのお寺で戒名を授からないと納骨を断られることがあるので、必ず事前にお寺に相談しましょう。公営墓地や霊園なら、戒名がなくても納骨できることが多いです。

戒名の位を上げると、お布施の額も高くなるのが一般的です。家族の中で一人だけ高い位にすると、ほかの家族とのバランスが気になることもあるので、お寺と相談して決めましょう。

生前戒名

生きているうちに戒名を授かる「生前戒名」もあります。自分で戒名の由来を聞くことができ、家族の負担も減らせます。くわしくは菩提寺に相談しましょう。

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