Q.203宗教・宗派ごとの作法

浄土真宗の葬儀や作法は、ほかの宗派とどこが違う?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

浄土真宗では、亡くなった人は阿弥陀如来の力によって、すぐに極楽浄土に生まれ仏になる(往生即成仏)と考えます。そのため、香典の表書きは四十九日前でも「御仏前」、戒名は「法名(ほうみょう)」と呼び、「ご冥福をお祈りします」「御霊前」「成仏」などの言葉は使わないのが特徴です。焼香では抹香を額に押しいただかないなど、作法にも違いがあります。

浄土真宗の主な特徴

浄土真宗の葬儀で違うところ 言葉 表書きは御仏前 冥福・霊前・成仏を使わない 戒名ではなく法名 作法 焼香は押しいただかない 本願寺派1回・大谷派2回 線香は折って寝かせる 葬儀の準備 死装束・旅支度をしない 枕飾りに水・一膳飯を供えないことが多い 清め塩を使わない考え方も
浄土真宗の葬儀で違うところ

本願寺派と大谷派

浄土真宗には、浄土真宗本願寺派(お西)と真宗大谷派(お東)など、いくつかの派があり、作法が少しずつ違います。

項目本願寺派(お西)大谷派(お東)
焼香の回数1回2回
線香折って寝かせる折って寝かせる
数珠門徒式の数珠など門徒式の数珠など

清め塩を使わない理由

浄土真宗では、死を穢れとは考えないため、葬儀の後に配られる清め塩を使わない考え方があります。会葬御礼に清め塩が入っていないこともあります。

参列者が浄土真宗の葬儀に参列する場合でも、自分の宗派の作法で焼香してかまいません。ただし、お悔やみの言葉は「ご冥福をお祈りします」ではなく、「心よりお悔やみ申し上げます」とするのが安心です。

位牌の代わりに法名軸

浄土真宗では、位牌を作らず、法名を書いた掛け軸(法名軸)や過去帳を仏壇に置くのが正式とされています(地域やお寺によっては位牌を作ることもあります)(位牌とは?白木の位牌から本位牌に替えるのはいつ?)。

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