Q.204宗教・宗派ごとの作法

神式の葬儀(神葬祭)とは?仏式との違いは?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

神式の葬儀は「神葬祭(しんそうさい)」と呼ばれ、故人の御霊(みたま)を家の守り神として祀るための儀式です。仏式の通夜にあたる「通夜祭」「遷霊祭(せんれいさい)」、葬儀・告別式にあたる「葬場祭(そうじょうさい)」を行い、焼香の代わりに玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行います。神道では死を穢れと考えるため、神社ではなく、自宅や斎場で行うのが一般的です。

仏式と神式の違い

項目仏式神式
儀式の名前通夜、葬儀・告別式通夜祭・遷霊祭、葬場祭
儀式を行う人僧侶神職(斎主)
会場寺院、斎場、自宅斎場、自宅(神社では行わない)
拝礼の作法焼香玉串奉奠
故人の名前戒名諡(おくりな)。「〇〇大人命(うしのみこと)」など
香典の表書き御霊前、御香典御玉串料、御榊料、御神前
位牌の代わり位牌霊璽(れいじ)

神葬祭の流れ

神葬祭の流れの例 1 帰幽奉告 神棚と祖霊舎に亡くなったことを報告し、神棚を白紙で封じる 2 通夜祭 仏式の通夜にあたる 3 遷霊祭 故人の御霊を霊璽に移す 4 葬場祭 仏式の葬儀・告別式にあたる 5 火葬祭 火葬の前に行う 6 帰家祭 火葬後、家に戻って行う
神葬祭の流れの例

手水の作法

神式の葬儀では、式場に入る前に手水(ちょうず)で手と口を清めることがあります。ひしゃくで左手、右手の順に水をかけ、左手に水を受けて口をすすぎ、最後にもう一度左手を清めます。

神式では、焼香や線香は使わず、数珠も持ちません。お悔やみの言葉も、「ご冥福」「成仏」「供養」などの仏教の言葉は避け、「御霊のご平安をお祈りいたします」などと伝えます(お悔やみの言葉は何と言えばいい?言ってはいけない言葉は?)。

玉串奉奠の作法

玉串奉奠のやり方は玉串奉奠のやり方は?神式の葬儀での作法を知りたいで図解しています。また、拝礼のときの拍手は、音を立てない「しのび手」で行います(神式の葬儀での拍手は「しのび手」?手水や榊のマナーは?)。

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