祖父母など身近な人が亡くなったとき、子どもにはごまかさず、年齢に合わせた分かりやすい言葉で事実を伝えることが大切とされます。「遠くに行った」「眠っている」などのあいまいな表現は、子どもを混乱させたり、眠ることを怖がらせたりすることがあるためです。葬儀に連れていくかどうかは家庭の判断ですが、子どもなりにお別れをする機会になるため、事前に何が起きるかを説明し、無理をさせないようにして参列する家庭も多いです。
年齢に応じた伝え方の例
| 年齢の目安 | 伝え方の考え方 |
|---|---|
| 幼児(3〜5歳ごろ) | 「もう体が動かなくなって、会えなくなった」など短く具体的に |
| 小学生 | 病気などの理由も含めて、質問には正直に答える |
| 中学生以上 | 大人と同じように事実を伝え、気持ちを話せる場をつくる |
子どもの受け止め方は一人ひとり違います。心配なときは、学校の先生やスクールカウンセラー、小児科などに相談しましょう。
葬儀に連れていくときの準備
子どもの服装
子どもは、学校の制服があれば制服が正式な服装になります。制服がない場合は、黒・紺・グレーなどの地味な色の服で、派手な柄やキャラクターのついた服は避けます。靴も地味な色のものを選びましょう(子どもを葬儀に連れて行っていい?子どもの服装やマナーは?)。
参列した後のケア
- 子どもが話したいときに、気持ちを聞く
- 大人が悲しんでいる姿を見せてもよい(一緒に悲しんでよいと伝わる)
- 写真を見て思い出を話すなど、故人のことを話題にしてよいと伝える
しばらくして、眠れない、甘えが強くなるなどの変化が出ることもあります。長く続くときは、一人で抱え込まずに専門家に相談しましょう。