1歳の誕生日(初誕生)には、一升(約1.8kg)のお餅を赤ちゃんに背負わせる「一升餅(いっしょうもち)」の習わしがあります。「一升」を「一生」にかけて、一生食べ物に困らないように、健やかに育つようにと願うものです。地域によって「背負い餅」「力餅」「誕生餅」などと呼ばれ、わざと転ばせる地域や、立てたら喜ぶ地域などやり方もさまざまです。
一升餅のやり方
意味の違い
| やり方 | 意味の例 |
|---|---|
| しっかり歩けたら | 元気に育つ |
| 転んだら | 「家から出て行かないように」「一生の重みを知る」など、地域でさまざまな解釈 |
| わざと転ばせる | 早く歩きすぎると家を離れてしまう、という言い伝えから |
選び取りとは
選び取りは、赤ちゃんの前にいくつかの品物を並べて、どれを最初に手に取るかで将来を占う遊びです。
- そろばん・電卓:商売上手
- 筆・鉛筆:文章や芸術の才能
- お金:お金に困らない
- ボール:スポーツが得意
- 辞書:学者
最近は、品物の写真を描いたカードで行うことも増えています。
1歳の子どもにとって1.8kgのお餅は重く、転んで頭を打つことがあります。周りに大人が付き添い、硬い床や家具の近くでは行わないようにしましょう。
お餅の食べ方
お祝いが終わったら、お餅は小さく切って、家族や親戚で分けて食べます。1歳の子どもはお餅をのどに詰まらせる危険があるので、赤ちゃん本人には食べさせないようにしましょう。