弔電(ちょうでん)は、通夜や葬儀に参列できないときに送るお悔やみの電報です。宛名は喪主にし、届け先は通夜・葬儀を行う式場にします。葬儀・告別式の開始前(できれば通夜の前)に届くように手配しましょう。文面では、故人を「ご尊父様」「ご母堂様」などの敬称で呼びます。
弔電を送る手順
故人の敬称の一覧
| 故人(喪主から見て) | 敬称 |
|---|---|
| 父 | ご尊父様(ごそんぷさま)、お父様 |
| 母 | ご母堂様(ごぼどうさま)、お母様 |
| 夫 | ご主人様、ご夫君様 |
| 妻 | ご令室様、奥様 |
| 息子 | ご子息様、ご令息様 |
| 娘 | ご息女様、ご令嬢様 |
| 祖父 | ご祖父様 |
| 祖母 | ご祖母様 |
文例
- 一般的な文例:「ご尊父様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。心よりご冥福をお祈りいたします。」
- 会社の取引先へ:「〇〇様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。生前のご功績をしのび、心よりご冥福をお祈りいたします。」
- キリスト教の場合:「〇〇様の安らかな眠りをお祈り申し上げます。」
「ご冥福」「成仏」は仏教の言葉なので、キリスト教や神式の葬儀では使いません。浄土真宗でも「冥福」を避ける考え方があります。宗教が分からない場合は、「謹んでお悔やみ申し上げます」とだけ書くと安心です(お悔やみの言葉は何と言えばいい?言ってはいけない言葉は?)。
差出人の書き方
弔電は、葬儀で読み上げられることがあるので、差出人はフルネームで、会社名や故人との関係(「〇〇大学同窓生一同」など)も書き添えます。