Q.185通夜・葬儀に参列する

焼香のやり方は?立礼・座礼・回し焼香の作法を知りたい

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

焼香(しょうこう)は、抹香(まっこう)という細かいお香を指でつまんで香炉にくべ、故人の冥福を祈る仏式の作法です。式場では、祭壇の前に立って行う立礼焼香(りつれいしょうこう)が一般的で、遺族に一礼 → 遺影に一礼 → 抹香をつまんで額の高さに押しいただき(ささげ)香炉にくべる → 合掌・一礼 → 遺族に一礼の順に行います。焼香の回数は宗派によって違いますが、参列者が多いときは1回でもかまいません。

立礼焼香の手順

立礼焼香の手順 1 順番が来たら 祭壇の前へ進む 2 遺族に一礼 遺族の席に向かって 3 遺影に一礼 祭壇の前で 4 抹香をつまむ 右手の親指・人差し指・中指で 5 押しいただく 額の高さにささげる(宗派による) 6 香炉にくべる 静かに落とす 7 合掌・一礼 遺影に向かって 8 遺族に一礼 席に戻る
立礼焼香の手順

3つの焼香の形

形場面ポイント
立礼焼香式場(椅子席)祭壇の前に立って行う。最も一般的
座礼焼香自宅や寺院(畳の部屋)立たずに、膝で移動して座って行う(膝行)
回し焼香狭い会場、法要香炉と抹香を順番に回し、自分の席で行う

宗派による違い

焼香の回数や、押しいただくかどうかは宗派で違います。たとえば浄土真宗では、抹香を額に押しいただかずに、そのまま香炉にくべます。

宗派回数の例
浄土真宗本願寺派1回(押しいただかない)
真宗大谷派2回(押しいただかない)
曹洞宗2回(1回目は押しいただき、2回目はそのまま)
臨済宗1回
真言宗3回
日蓮宗1回または3回

くわしくは焼香の回数は宗派によって違う?何回すればいい?で説明しています。

自分の宗派の作法で焼香してもかまいません。迷ったら前の人のやり方に合わせるか、1回だけ丁寧に行えば失礼にはなりません。

線香をあげる場合

通夜の後や自宅への弔問では、線香をあげることがあります。線香にろうそくの火を移し、炎は息で吹き消さず、手であおいで消します(人の口から出る息は穢れているとされるため)。本数や立て方も宗派で違い、浄土真宗では線香を折って横に寝かせます。

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