Q.140長寿・季節の贈答とお見舞い

贈り物で避けるべき品物は?目上の人に贈ってはいけないものは?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

贈り物には、昔から縁起が悪いとされる品物があります。刃物(縁を切る)、櫛(苦・死)、ハンカチ(「手巾=てぎれ」で別れ)、日本茶(弔事のお返しによく使われる)などは、贈る場面によっては避けたほうがよいとされています。また、目上の人には、履物や靴下(踏みつける)、肌着(生活に困っている印象)、現金などを避けるとよいと言われます。

縁起が悪いとされる主な品物

品物理由とくに避けたい場面
刃物(包丁・はさみ)縁を切る結婚祝い(「未来を切り開く」と贈ることも)
櫛「苦」「死」を連想お祝い全般
ハンカチ手巾(てぎれ)=別れを連想。白は弔事にも使う結婚祝い・お見舞い
日本茶弔事の香典返しによく使われるお祝い(地域による)
鉢植え根付く=寝付くお見舞い
ライター・灰皿・赤いもの火事を連想新築・開店祝い
偶数・4・9の数のもの割り切れる・死・苦結婚祝い
目上の人への贈り物 避けたほうがよいとされるもの 履物・靴下・マット(踏みつける) 肌着(生活に困っている印象) 現金・商品券(品物を選ぶ手間を惜しんだ印象) 時計・カバン(「勤勉に」の意味に取られることも) 喜ばれやすいもの 上質な食べ物・お酒 趣味に合った品 名産品 季節の果物
目上の人への贈り物

こうしたタブーには、言葉の語呂合わせによるものが多く、気にしない人も増えています。相手が本当にほしいものであれば、事前に「これがほしい」と言われた品物を贈るのは問題ありません。

タブーを気にしない時代に

最近は、結婚祝いに包丁を贈るなど、昔のタブーにとらわれない贈り物も増えています。大切なのは、相手がその品物をどう受け取るかです。年配の人や、しきたりを大切にする家には、伝統的なタブーを避けるほうが安心です。

迷ったときは、「相手に聞く」「消えもの(食べ物・日用品)を選ぶ」「カタログギフトにする」の3つの方法が無難です。

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