お世話になった人へのお礼の品には、紅白の蝶結びの掛け紙をかけ、表書きは「御礼」とするのが基本です。「寸志(すんし)」は「わずかな気持ち」という意味で、目上の人が目下の人に贈るときだけ使います。目上の人に「寸志」と書くのは失礼になるので注意しましょう。心付け(チップ)は、日本では必須ではありませんが、冠婚葬祭の場では今も習慣が残っています。
表書きの使い分け
| 表書き | 使う相手・場面 |
|---|---|
| 御礼 | いちばん一般的。目上・目下を問わず使える |
| 寸志 | 目上の人から目下の人へ |
| 御車代 | 足を運んでもらった人への交通費 |
| 謹呈 | 目上の人へ品物を差し上げるとき |
| 松の葉 | ささやかなものという意味。関西などで使われる |
| 心付け | 旅館の仲居さんなどへのお礼(表書きは「心付け」「御礼」) |
場面ごとのお礼の目安
公営の火葬場の職員など、公務員は心付けを受け取れないことになっています。葬儀の心付けは、葬儀社に地域の慣習を確認しましょう。
お礼の品の選び方
- 相手の家族構成に合った量
- 日持ちのする食べ物や、使い切れる日用品
- 仕事でお世話になった人には、職場で分けられる個包装のお菓子
品物を贈るより、お礼の手紙や直接の言葉のほうが心に残ることもあります。お礼の品には、必ず感謝の言葉を添えましょう。