自宅での突然死や事故、原因が分からない亡くなり方(いわゆる異状死)の場合は、警察が遺体や現場を確認する「検視(けんし)」が行われ、警察が依頼した医師が死因などを調べて「死体検案書」を作成します。死体検案書は、死亡診断書と同じように死亡届に使います。検視の後、事件性がなければ遺体は家族に戻されます。
検視が行われる主なケース
- かかりつけ医がいない状態で、自宅で亡くなった
- 一人暮らしで、亡くなってから発見された
- 事故(交通事故、転落、溺水など)
- 自殺の可能性がある
- 原因がはっきりしない突然死
検視の流れ
時間と費用
検視・検案には、数時間から1日程度かかることが多く、解剖が必要な場合はさらに日数がかかります。死体検案書の作成料(検案料)や、遺体の搬送費・保管費がかかる場合があり、金額は地域や状況によって異なります。
検視の間、家族は警察から事情を聞かれることがあります。亡くなった人の持病、最後に会った時間、普段の様子などを伝えられるようにしておきましょう。つらい時間ですが、事件や事故でないことを確認するための手続きです。
葬儀の準備は進めてよい
検視の間にも、葬儀社に連絡して、遺体の引き取りや葬儀の相談を進めることができます。遺体を引き取る時間は警察から連絡があるので、葬儀社と連携しましょう。