法要のお布施には決まった金額はなく、お寺との付き合いや地域、法要の規模によって大きく違います。分からない場合は、菩提寺に「皆さまはどのくらいお包みされていますか」と率直に尋ねるのが確実で、失礼にはなりません。お布施のほかに、僧侶が会場まで来てくれた場合はお車代、会食に参加しない場合は御膳料を別の封筒で用意します。渡すときは、切手盆(小さなお盆)か袱紗の上にのせて、法要の前の挨拶のときに渡します。
お布施と一緒に用意するもの
| 名目 | 意味 | 用意するとき |
|---|---|---|
| お布施 | 読経などへの感謝 | 毎回 |
| お車代 | 僧侶の交通費 | 自宅や斎場まで来てもらったとき |
| 御膳料 | 会食の代わり | 僧侶が会食に参加しないとき |
| 御塔婆料 | 卒塔婆を立ててもらうお礼 | 卒塔婆を依頼したとき |
お布施は僧侶への謝礼ではなく、ご本尊へのお供えという考え方のため、香典のように薄墨は使わず、濃い墨で書くのが一般的です。
渡し方の流れ
- 法要の前、僧侶に挨拶するときに渡す
- 切手盆か袱紗の上に、表書きが僧侶から読める向きでのせる
- 「本日はよろしくお願いいたします。どうぞお納めください」と添える
お寺によっては、金額の目安を案内してくれるところもあります。親族が以前に法要を行ったことがあれば、そのときの金額を聞いておくと参考になります。
菩提寺がなく、葬儀社などを通して僧侶を紹介してもらう場合は、お布施の金額が事前に決まっていることがあります。依頼の前に確認しておきましょう(菩提寺がない場合、葬儀の僧侶はどう頼む?)。