香典返しの品物は、使ったり食べたりするとなくなる「消えもの」が基本で、お茶・海苔・お菓子・タオル・洗剤・調味料などがよく選ばれます。金額が大きい場合や、相手の好みが分からない場合は、カタログギフトも便利です。のし紙(正しくは掛け紙)は、黒白か双銀(関西などでは黄白)の結び切りの水引で、表書きは「志」が全国で使いやすく、関西では「満中陰志(まんちゅういんし)」もよく使われます。
選ばれることが多い品物
避けたほうがよい品物
- 肉・魚:殺生をイメージさせるため、仏式では避けるとされる
- お酒や昆布・鰹節:お祝いの品のイメージが強い
- 商品券・現金:金額が分かってしまうため、目上の人には失礼と感じられることがある
最近は、肉や魚も選べるカタログギフトが一般的になり、厳しく考えない人も増えています。気になる場合は、品物を絞ったカタログを選ぶとよいでしょう。
のし紙の書き方
| 宗教 | 表書きの例 |
|---|---|
| 仏式(全国) | 志 |
| 仏式(関西など) | 満中陰志 |
| 神式 | 志、偲び草 |
| キリスト教式 | 志、偲び草、召天記念(プロテスタント)など |
のし紙の下段には、喪主の姓(「〇〇家」)か喪主のフルネームを書きます。掛け方は、配送する場合は品物に直接掛けてから包む内のしが一般的です。
「のし(熨斗)」は本来お祝いの印なので、香典返しの掛け紙にはのしを付けません。お店で「香典返し用」と伝えれば、正しい掛け紙を用意してもらえます。