弔い上げ(とむらいあげ)は、故人の年忌法要を最後にする法要のことで、三十三回忌か五十回忌で行うのが一般的です。この年を過ぎると、故人はご先祖さまの一員になると考えられてきました。最近は、施主の高齢化や親族の減少もあり、十三回忌や十七回忌などで弔い上げにする家も増えています。弔い上げの後は、個人の位牌をご先祖さまの位牌(繰り出し位牌や先祖代々の位牌)にまとめることが多いです。
弔い上げの目安
何回忌で弔い上げにするかに決まりはありません。宗派や地域、菩提寺の考え方によって違うため、事前に相談しましょう。
弔い上げの法要で行うこと
- 菩提寺に、弔い上げにしたいことを相談し、日程を決める
- 親族に、最後の年忌法要であることを伝えて案内する
- 法要では、通常の年忌法要と同じく読経・焼香を行う
- 位牌をまとめる場合は、魂抜き(閉眼供養)を行い、古い位牌はお寺で供養してもらう
弔い上げをきっかけに、お墓の今後(承継者がいるか、墓じまいするか)を家族で話し合うことも多いです。詳しくは墓じまいとは?手続きの流れと費用、トラブルを防ぐには?と永代供養とは?費用や種類、デメリットは?を参考にしてください。
弔い上げは「供養をやめる」という意味ではありません。法要の区切りとして行い、その後もお盆やお彼岸、日々のお参りでご先祖さまを供養します。