神前式は、神社や式場の神殿で、神様に二人の結婚を報告し、誓いを立てる日本の伝統的な挙式です。所要時間は20〜30分ほどで、斎主(神職)がおはらいをし、新郎新婦がお神酒を酌み交わす「三献の儀(三三九度)」、誓いの言葉を読み上げる「誓詞奏上」などを行います。
神前式の流れ
三三九度(三献の儀)の作法
大・中・小の三つの盃で、お神酒を交互にいただきます。一つの盃を3回に分けて口にし、3つの盃で合計9回になることから「三三九度」と呼ばれます。お酒が飲めない人は、口をつけるふりだけでかまいません。
玉串拝礼の作法
玉串(榊の枝に紙垂をつけたもの)を神前に捧げる作法で、神道の葬儀でも行われます。基本は「二拝二拍手一拝」です(葬儀では音を立てない「しのび手」)。詳しくは玉串奉奠のやり方は?神式の葬儀での作法を知りたいで図解しています。
神社によって、流れや細かい作法が少しずつ違います。式の前に神職や式場の介添人が手順を説明してくれるので、覚えていなくても心配はいりません。
参列できる人と服装
神社の本殿での挙式は、スペースの関係で両家の親族のみに限られることがあります。友人にも参列してほしい場合は、事前に神社や式場に人数を確認しましょう。新郎新婦は白無垢・色打掛と紋付羽織袴、両家の母は黒留袖が正式です(花嫁衣装の種類は?白無垢・色打掛・ドレスの違いと選び方は?、新郎と両家の親は、結婚式で何を着る?)。
神社での挙式の費用
神社での挙式では、神社に納める「初穂料(はつほりょう)」がかかります。金額は神社ごとに決まっていることが多いので、申し込みの際に確認しましょう。表書きは「御初穂料」「御玉串料」とし、紅白の結び切りの水引の袋に入れて渡します。