遺品整理を始める時期に決まりはありませんが、四十九日法要の後に、親族が集まる機会に合わせて始めることが多いです。ただし、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は、家賃がかかり続けるため、明け渡しの期限に合わせて早めに進める必要があります。整理の前に、通帳・権利証・保険証券・遺言書などの重要書類を探し出しておくことが大切です。また、相続放棄を考えている場合は、価値のある遺品を処分しないよう注意しましょう。
捨てる前に探すもの
遺品整理の進め方
- 親族で日程と、残すもの・処分するものの方針を決める
- 重要書類と貴重品を最初に探す
- 形見分けするものを分ける
- 処分するものを、ごみの区分やリサイクルに分ける
- 必要なら遺品整理業者や不用品回収業者に依頼する
形見分けのマナー
- 故人より目上の人には、基本的に形見分けをしない(希望があれば別)
- 包装はせず、半紙などで軽く包む程度にする
- 高価なもの(宝石・美術品など)は、相続財産として扱う
相続放棄を考えている場合は、遺品を売ったり、価値のあるものを持ち帰ったりすると、相続を認めたとみなされることがあります(借金があったら相続放棄できる?期限3か月と手続きの方法は?)。判断がつくまでは、処分を急がないようにしましょう。
遺品整理業者を選ぶときは、複数の業者から見積もりをとり、作業内容と追加料金の有無を書面で確認しましょう。一般家庭のごみの回収には市区町村の許可が必要なため、許可の有無や提携先も確認すると安心です。
出典・参考:国民生活センター「依然として多い葬儀サービスの料金トラブル」(2026年6月3日)、e-Gov法令検索「民法」(2026年11月時点で確認)