Q.235亡くなった後の手続き

相続税はかかる?基礎控除はいくらで、申告の期限はいつ?

公開日  運営:冠婚葬祭の疑問100運営事務局

相続税は、遺産の合計額(借金や葬儀費用などを差し引いた後)が基礎控除額を超える場合にかかります。基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。たとえば法定相続人が配偶者と子2人の3人なら、3,000万+600万×3=4,800万円までは相続税がかからず、申告も不要です。基礎控除を超える場合は、亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内に、亡くなった人の住所地の税務署へ申告し、納税します。

基礎控除額の早見表

法定相続人の数基礎控除額
1人3,600万円
2人4,200万円
3人4,800万円
4人5,400万円
5人6,000万円
法定相続人の数と基礎控除額 1人 3,600万円 2人 4,200万円 3人 4,800万円 4人 5,400万円 5人 6,000万円
法定相続人の数と基礎控除額

計算の大まかな流れ

相続税の計算の流れ 1 遺産を集計 預金・不動産・株・生命保険など 2 差し引く 借金・葬儀費用・非課税分 3 基礎控除 3000万+600万×法定相続人 4 税額を計算 法定相続分で分けて税率をかける 5 特例を適用 配偶者の税額軽減など
相続税の計算の流れ

知っておきたい主な特例

  • 配偶者の税額軽減:配偶者が受け取る財産は、1億6,000万円か法定相続分のどちらか多い金額まで、相続税がかからない(申告が必要)
  • 生命保険金の非課税枠:「500万円×法定相続人の数」まで非課税
  • 小規模宅地等の特例:自宅の土地などの評価額を減らせる場合がある

配偶者の税額軽減や小規模宅地等の特例は、申告をして初めて使えるものです。特例を使えば税額がゼロになる場合でも、申告は必要です。

不動産や株式の評価は複雑です。基礎控除を超えそうな場合や、土地がある場合は、税理士や税務署に相談しましょう。

出典・参考:国税庁 No.4152「相続税の計算」、国税庁 No.4205「相続税の申告と納税」、e-Gov法令検索「相続税法」(2026年11月時点で確認)

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