亡くなった人の契約は、家族が使い続けるものは名義変更、使わないものは解約が基本です。電気・ガス・水道は、同居の家族が住み続けるなら名義と支払い方法を変更し、空き家になるなら解約します。携帯電話・クレジットカード・インターネット回線・サブスク(定額サービス)は、解約するのが一般的です。銀行口座が凍結されると引き落としができなくなるため、支払い方法の変更は早めに行いましょう。
主な契約と手続き
| 契約 | 家族が使い続ける場合 | 使わない場合 |
|---|---|---|
| 電気・ガス・水道 | 名義と支払い方法を変更 | 解約(最終の検針・精算) |
| 固定電話・インターネット | 名義変更(承継) | 解約 |
| 携帯電話 | 名義変更できる会社もある | 解約 |
| クレジットカード | — | 解約(家族カードも使えなくなる) |
| サブスク・会員サービス | — | 解約 |
| NHKの受信契約 | 名義変更 | 解約 |
契約を探すときは、通帳の引き落とし欄とクレジットカードの利用明細を見るのがいちばん効率的です。毎月決まった金額の引き落としがあれば、何かの契約がある目印になります。
クレジットカードの未払い分や、携帯電話の分割払いの残りは、相続の対象(借金)になります。相続放棄(借金があったら相続放棄できる?期限3か月と手続きの方法は?)を考えている場合は、相続人のお金で払う前に確認しましょう。
スマホやパソコンの中のネット契約やデータの扱いは、亡くなった人のスマホやネット口座はどうする?デジタル遺産の探し方は?で詳しく解説しています。
出典・参考:e-Gov法令検索「民法」(2026年11月時点で確認)