主賓の祝辞は、披露宴の最初に、新郎側・新婦側の上司や恩師が述べるお祝いのスピーチです。①お祝いの言葉と着席のお礼 ②自己紹介 ③新郎(新婦)の仕事ぶりや人柄 ④二人へのはなむけの言葉 ⑤両家へのお祝いと結びの順に、3〜5分程度でまとめます。
祝辞の構成
例文(新郎の上司)
「〇〇君、〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。ご両家ならびにご親族の皆さま、心よりお祝い申し上げます。どうぞご着席ください。
ただいまご紹介いただきました、株式会社〇〇で〇〇部長を務めております〇〇と申します。〇〇君とは、入社以来5年間、同じ部署で仕事をしております。
〇〇君は、困難な仕事にも粘り強く取り組む努力家です。昨年、大きなプロジェクトで納期が迫ったときも、最後までチームを励まし、見事に成功させてくれました。その誠実な人柄は、取引先からも厚い信頼を得ています。
これからは、仕事で発揮しているその粘り強さと思いやりを、ぜひご家庭でも大切にしてください。そして、〇〇さんと力を合わせ、温かい家庭を築かれることを願っております。
結びに、お二人の末永いお幸せと、ご両家の皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げ、お祝いのごあいさつといたします。本日は誠におめでとうございます。」
新郎新婦が会社に勤めている場合、会社の紹介を長くしすぎないようにします。会場のゲストが知りたいのは、新郎新婦の人柄です。
注意したいこと
- 「最後に」は「結びに」、「終わり」は「お開き」と言い換える(結婚式や葬儀で使ってはいけない「忌み言葉」は?)
- 「仕事より家庭を」など、相手の働き方に踏み込みすぎる表現は避ける
- 自分の自慢話や長い人生訓は控える
- 時間は守る(後の進行に影響する)